オンライン資格確認システムは、2021年10月20日から本格運用開始とされています。
この準備が整った医療機関では、マイナンバーカードを活用して保険診療を受けられ
ることになります。
しかし、時点でオンライン資格確認等システムの準備が完了している医療機関は、全
体の5%台にとどまっています。
オンライン資格確認等システムの準備が整っていない医療機関に被保険者証(保険証)
を持たずマイナンバーカードのみを持参し受診した場合、現在の被保険者証持参忘れ
と同様に本人が10割負担し後日精算することとなります。
従いまして、オンライン資格確認等システムの準備が普及するまで当分の間、医療機
関を利用する際は、被保険者証(保険証)を必ずご持参ください。
現在政府は、マイナンバーカードを健康保険証として利用できるよう、医療機関・薬局のシステム整備を支援しており、
「令和5年3月末には概ね全ての医療機関等での導入を目指す」こととしています。
◊マイナンバーカードの保険証利用について
https://www.cao.go.jp/bangouseido/pdf/leaf20210531_hokensho_a4.pdf
※ただし、マイナンバーカード読取機械の設置がない場合には、従来通り保険証が必要です。
◊医療機関のマイナンバーカード読取機械の普及状況について
普及状況_第145回社会保障審議会医療保険部会(ペーパレス) 資料
※2021年9月現在のシステム導入普及状況は、5.6%にとどまっています。