2022年10月13日、政府は現在使われている健康保険証を2024年の秋に廃止し、マイナンバーカードへ一体化した形に切り替えると発表しました。
それまでに、すべての人がマイナンバーカードを取得し、保険証として利用できるよう登録する必要があります。
マイナンバーカードを保険証として登録すると、マイナンバー制度の専用サイト「マイナポータル」で、これまでの特定健診の結果や処方された薬の情報、医療費が見られるようになります。
また、確定申告の医療費控除の手続きも、マイナポータルを通じて自動入力できるようになります。
一方、医療機関などの体制をどう整えていくのかも課題です。厚生労働省は医療機関などに対し、原則として、来年度からマイナンバーカードを保険証として利用できるシステムの導入を義務付けています。
しかし、10月2日時点で、システムの運用を始めている医療機関や薬局は33.5%にとどまっています。厚生労働省は、導入にかかる費用の補助額を増やすなどして整備を促していくとしています。
この度の政府発表を受け当健保では、健康保険証のマイナンバーカードへの切替えは、現時点においては加入者みなさまの任意とし、手続き等をご紹介致します。
「政府の原則2023年4月からの導入義務付け」を踏まえたお早めのマイナンバーカードの取得、健康保険証の利用登録をご検討ください。
プレス工業健康保険組合
マイナンバーカードについての説明資料
⇒マイナンバーカードの取得と保険証への登録について